株式会社一井 ICHII Co., Ltd.

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職種紹介

経理・総務へ
営業・調達へ
生産技術(プレス技術・溶接技術)
生産管理(計画担当・出荷班・物流班)へ
品質管理へ
製造(プレス・組立・製造管理)へ
工機へ

経理・総務

経理・総務の業務は大きく分けて総務業務、経理業務、工場安全業務に分類されます。

総務業務

総務の業務は多岐に渡り、幅広い知識と柔軟性が求められます。
接客、電話応対はもちろんのこと、社内規定の立案、備品管理、給与計算、社会保険事務、勤怠管理、新人研修、採用活動、社外広報等、細かなものまで数え上げたらキリがありませんが、社員のみんなが気持ちよく仕事が出来るような環境を創っていくのが総務の一番の仕事。
言うなれば、みんなのがんばりを陰で支える縁の下の力持ち、そう「黒子」です。

経理業務

経理の業務は主に経営計画業務と経理業務に分類されます。
経営計画業務は社全体の経営計画の立案及び策定、各課予算編成、会社方針の策定等、社の中核となる業務を担当しています。

経理業務は主に会社取引に必要な資金、債権債務管理、日々の現金、伝票管理等、会社のお金に関わる事がメインの業務となるため、日々正確な処理が要求されます。
また月次では試算表の作成、年間を通じては期末決算業務を行います。

工場安全業務

日々労働災害を発生させないよう安全教育と安全な職場づくりを行い、安全管理を徹底して行っています。
また防火、防災をを未然に防げるよう警報設備の維持管理を行っています。

営業・調達

営業部門は新規受注を仕事とする部門です。お客様と話しをする機会が多く、営業担当は適切な行動を取ることが求められます。共通して心得として持っておかなくてはいけない事があります。それは「お客様は、営業担当と会社を常にセットで見ている」という事です。お客様は営業担当と自分の会社を分けて見てはいないのです。つまり、お客様から見た営業担当の印象は会社の印象になります。言い換えると営業マンは会社の顔と言えます。これは非常に大事な内容で、責任が大きい反面、やりがいがある部門だと思います。

調達部門の仕事は部品や準備物件の購入・契約をする部門です。取引先と話しをします。近年ではグローバル化にともない、国内だけでなく海外の取引先とビジネスをする機会が増えました。良い品質のものをいかに、安く購入するか。調達部門の腕の見せ所です。メールや電話だけでなく、現地に行って直接交渉する機会が多いです。色々な方と会って交渉するなど、総合力が求められます。

生産技術(プレス技術・溶接技術)

生産技術部は、
・コスト=いかに安く作ることができるか。目標コスト内で作ることが出来るか。
・品質=大量生産で、常に安定した品質のものを作ることが出来るか。
・生産性=納期に対して、安定的に生産できるか。
・安全&環境=人と環境に優しい設備か。
を4本の柱として生産設備を開発し構築する部門です。

一般に自動車のボディは約400点以上の板金部品で構成されています。

プレス技術課は、そのボディ板金部品を素材の鉄板から部品にする、プレス金型を製作する担当します。
2D(二次元)でお客様から受領したデータ(図面)に基づいて、CADを駆使し工法を考えます。
その工法を基に、金型の設計&製作の手配を行います。
一番の醍醐味は、紙や画面の中でしかなかった(2D)ものが、実際の現物(3D)になって出来た時は非常に感動し、やりがいを感じます。
また、お客様から求められた、精度・品質に応えるべく、金型をチューニングする事に、日夜技術を磨いています。

溶組技術課は、板金部品を溶接による結合で集成して製品とする治具と言われる工具を製作する担当します。
溶接は抵抗溶接(スポット溶接)と半自動アーク溶接(CO2溶接)が主で、大半はロボットによる作業です。
加工性・作業性・品質確保に向け部品構造の提案、生産設備の計画から設置、量産までの試作と品質調整を行います。
この部門ではロボット、制御機器等 常に最先端の設備や機械を操作する機会が有ります。
3D CADで集成治具を設計し、それらを具体化していきます。

生産技術部では、常に新しい技術(シミュレーション技術、新素材技術、新工法技術)にも積極的に取り組んでいて、何事にも前向きに取り組み、新たな技術を生み出しながら業務を行っています。

1999年入社
岡山工場 岡山保全
川上 直哉

経験を活かして現場管理をしています。
若手の成長と現場の向上がやりがいです。

2008年入社
九州工場 九州保全
飯野 拓樹

どれだけ早く、正確に生産実績を上げれるか、停止時間を減らせれるか、日々勝負でありやりがいを感じています。

工務(計画担当・出荷班・物流班)

新しい製品を受注した時からその製品が生産打ち切りになるまで、お客様への納期を厳守する為にさまざまな管理を行っています。

計画担当は主として生産ラインの生産計画、生産を行う為の鉄板やボルト・ナットの購入、協力会社からの製品の調達、輸送トラックの手配などがあります。
内外部の人とのコミュニケーションが大変重要ですが工場の頭脳となり若い社員も自信持って業務にあたっています。

出荷・物流班では生産ラインに必要な材料や容器を供給しお客様からの納期に対し必要な物を集荷します。安全第一をモット―に工場の血液となり綺麗に循環させる事をポリシーとして取り組んでいます。

また工場の生産と運搬のしくみをさらにレベルアップさせる為現状の姿を見つめ、あるべき姿・めざす姿を描きながらカイゼンを進めています。

2008年入社
九州工場 工務
原 恭輔

周りの仲間とのコミュニケーションを大切にしてスムーズに仕事が進むように努力しています。

品質管理

新しい製品の生産準備段階から量産開始後の安定生産段階までの品質に関する社内外の業務を総合的に行います。
生産準備段階においては過去に発生させた類似部品の品質不具合を発生させないようつくりかたを改善させるなど、関連部門と共に解決していきます。また、製品図面への整合性や品質バラツキ等を調査して改善し、量産開始前にお客様に対する品質保証を確実にします。

量産開始後は、お各様へ納入している製品が常に要求品質を満たしているのか確認し、万が一不具合品が発生した場合、二度と再発しないようにフォローすることが品質管理の最大の業務です。
製品の品質は生産現場の中で管理することが基本ですが、この基本が守られているか製品の検査を通じて確認しています。
一旦、品質不良品が発生すると、出来てしまった不具合品は勿論、良品の再生産がいるなどのムダが生じてしまうので、ただ製品を検査するだけでなく、その製品を造る過程の品質を監視することが求められます。
品質不良が起きた場合は瞬時に発生原因を追究し、二度と再発しないよう再発防止対策を行なっています。
品質管理課はすべての品質苦情の窓口であり、発生したトラブルは早急に対処しないと大変な迷惑を掛けてしまう可能性が大きく、常に迅速な対応が求められます。
製品を常にお客様に満足のいただける品質にするためには、高レベルで安定した製品クオリティーの確保が求められ、常に品質の維持及び向上努力が必要です。
当社で製造しているものは"製品"と"品質"という名の商品であることを常に意識しながら業務に取組んでいます。

製造(プレス・組立・製造管理)

岡山県、福岡県、中国、インドネシアの各生産拠点に展開され、世界中で走る車の重要な製品を生産しています。
日々、安全最優先、品質第一の基本理念を基に、低コストで良い品質の製品を安定供給する事が使命で、まさにものづくりの当事者で工場で最前線を担っています。
この仕事は、プレス部門、溶接・組立部門、改善部門、製造管理部門があり、材料から金型、ロボット操作、溶接管理、工数管理、作業改善、品質維持に至るまで、幅広い知識と経験が必要とされ先輩から代々受け継いだ独自のノウハウが凝縮されています。標準に沿って経験と知識で最新鋭の設備を停めずに工場を動かす、男性女性を問わず、若い社員から職人肌のベテランまで揃った部門です。

1988年入社
九州工場 溶接組立
渡川 悟

プレス、組立と経験しものづくりがよく解りました。自分の役割を考えると、責任感とやりがいを感じます。

2013年入社
岡山工場 溶接組立
中村 亮介

毎日が勉強で自分の経験になるのがやりがいです。

工機

主に金型製作を担当する部門となり高度な専門技術と設備が必要となる為、専門工場を岡山県総社市に構え一貫して金型製作を行っています。
金型とは、私たちの身の回りにある自動車・バイク・家電製品等の形がある物は 金型で量産されていると言っても過言ではありません。
例えば たい焼き機を想像して考えてください。
弊社で製作しているのは 自動車部品で 金属の型枠に凸(オス形状)と凹(メス形状)に金型を製作し、その凸形状と凹形状の間に材料となる鉄板を入れてプレス加工する事により 成形された鉄板が部品(たい焼き)となります。
業務内容として、客先より要求される製品データ(たい焼きの形)を基にCAD/CAM/CAEで『工程計画・金型設計・成形シミュレーション』を行い、金型の材料となる鋳物また鋼材をマシニングセンターで自動運転また夜間無人加工を用いて『機械加工』行います。
そして最終工程である仕上げ工程では熟練仕上げ作業者が手作業にて金型を組み立てし、大胆かつ精密な作業でTRY&ERRORを繰り返し『1/100mm』の調整を行い玉成を繰り返し出来上がる事により金型は勿論の事生産性・品質もニーズに応え信頼を得ております。
仕上がった金型は 客先充当機にて 最終確認をして 問題なければ 量産となり皆様の手元に形となり届いていきます。
今や自動車は軽量化・低燃費を重視しており、通常の鉄板より軽く尚且つ強度のある材料(高張力鋼板)が主流となり通常の鉄板と比べ強度がある分反発する力が強く精度出しが困難ですが、構築された技術また豊富な経験によってクリアする事により、客先に『高品質・高生産性・低コスト』の金型製作を提案させて頂き、短納期での納入を可能としています。
形ある物を量産する上で金型は必要不可欠なツールと考え、熟練作業者が高度な技術を若い社員に継承し益々の発展が期待される部門となります。

1991年入社
工機
佐藤 郁夫

部下に技術を後継し成長を感じ取れるのが親心であり楽しみです。

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